日本の小泉新次郎防衛相が5月上旬にフィリピン訪問を調整中だ。フィリピンのテオドロ国防相との間で、海上自衛隊の退役護衛艦輸出に関する協議を進めるためだ。関係者筋が日曜日に明らかにした。
小泉新次郎防衛相は、フィリピン訪問でテオドロ国防相と、海上自衛隊の退役した阿武隈級護衛艦の提供について協議する予定だ。フィリピン海軍の高官らは3隻の取得に興味を示しており、南シナ海での中国の強硬姿勢に対処するための措置として位置づけている。
日本も東シナ海の尖閣諸島周辺で中国船舶の領海侵入を繰り返し経験しており、両国は共通の懸念を抱く。フィリピンはさらに、海上自衛隊の03式中距離地対空誘導弾の導入も検討中だ。
日本は防衛装備移転三原則のもと、致死性兵器の輸出を制限しているが、今月中に規制緩和を目指している。これにより、米国同盟国である日本とフィリピンの安全保障協力が深まる見込みだ。日本はすでに同国に航空・沿岸監視レーダー供与を行っている。
訪問に先立ち、小泉氏はインドネシアを訪れ、シャフリ・シャムスディン国防相と会談する予定。同国も海上自衛隊の退役護衛艦や潜水艦の取得に興味を示している。