ネバダ州ヘンダーソンのヘイリー・ナイト被告は、膵臓癌の診断を捏造し、2万ドル以上を詐取したことを認めた。同被告は2023年6月から2024年4月にかけて行われた一連の詐欺行為に関し、重窃盗罪での有罪を認めている。量刑言い渡しは6月24日に予定されている。
ヘイリー・ナイト被告は、周囲の人々や家族が「罪悪感を抱き、自分を愛し、そばにいてくれるように」との思いから、病気を捏造したことを自白した。裁判資料によると、同被告はGoFundMeのキャンペーンや支援者からの直接的な現金支払いを通じて金銭を集め、自身の生活費や子供たちのための物品購入に充てていた。KSNVのインタビューに応じた被害者の一人、レイチェル・リーデル氏は、ナイト被告を「もし近づけば誰でも騙すような社会病質者」と呼んだ。リーデル氏はナイト被告の資金調達ページの更新を追っており、そこに共有された偽の治療の詳細によって巧妙に操られたと感じていたという。両側乳房切除術、放射線治療、化学療法、子宮摘出手術を受けた乳癌サバイバーのスザンヌ・デュロイ氏は、自ら「ケモ・エンジェル(化学療法の天使)」と称してナイト被告を支援していた。ナイト被告から長電話で癌の経験について相談を受けたデュロイ氏は、1,000ドル近い現金や贈り物を提供した。「彼女を心から哀れに思っていた」と語ったデュロイ氏は、後に、もし偽りがなければ喜んで助けていたはずの友人たちの信頼を裏切ったことに対し、怒りを露わにした。別の被害者であるシドニー・フィンク氏は、ナイト被告から犯行を認めるテキストメッセージを受け取っていた。そのメッセージの中で、ナイト被告は「非常に狡猾に」振る舞い、別人になりすましたり、複数のGoFundMeアカウントを作成したりしたと説明していた。検察側は、ナイト被告が警察への供述および有罪答弁の交渉過程でこれらを認めたことを指摘した。司法取引に基づき、ナイト被告は19,787.12ドルの賠償金を支払う義務を負う。保護観察およびその他の要件を満たせば、重窃盗罪の有罪答弁を取り下げ、期間満了として軽窃盗罪の有罪答弁に切り替えることが可能となる。