日本郵便は金曜日、全国で1月1日に届けられた新年賀状(年賀状)の数が過去最低の約3億6300万枚だったと発表した。これは17年連続の減少で、前年の74%に相当する。デジタル化の進展と郵便料金の値上げが要因だ。
新年賀状は、年末に友人やビジネス関係者に挨拶として送られる日本の伝統的な習慣だ。これらの葉書には宝くじ番号が印刷されており、当選者は旅行券や電子機器などの賞品を受け取ることができる。しかし、デジタル時代において、多くの人がこれを古風だと考え、メールやSNSアプリ、さらにはビデオクリップ付きのデジタル年賀状を好むようになった。
日本郵便によると、今回の減少は郵便料金の最近の引き上げも影響している。同社は若年層を引きつけるため、Googleと提携し、ウェブサイト上で生成AIを利用した新年カード作成サービスを提供した。
この傾向は、伝統的な紙媒体の利用が減少し、デジタルツールへの移行が進む日本の社会変化を反映している。年賀状の減少は、郵便事業全体に影響を及ぼす可能性があるが、AIなどのイノベーションが新たな形で伝統を存続させる試みが見られる。