元アルピーヌF1チーム代表のオトマール・サフナウアー氏は、キミ・アントネッリがF1でタイトルを獲得するためには、マシンにトラブルを抱えた状態で完走させる能力を向上させる必要があると語った。
サフナウアー氏はこのコメントを「High Performance Racing」ポッドキャストのエピソード内で述べた。彼はミハエル・シューマッハが損傷したマシンをいたわりながら走らせる技術に秀でていたことを強調し、7度のワールドチャンピオンであるシューマッハが5速ギアしか使えない状態でレースを走りきった事例などを挙げた。19歳のアントネッリは、イギリスGP(シルバーストン)においてホイールカバーの脱落によるステアリングトラブルに見舞われ、15位でレースを終えた。トラックリミット違反のペナルティもあり、序盤はトップ争いに加わっていたもののポイント獲得はならなかった。サフナウアー氏は、この能力こそがチャンピオンシップ獲得に必要なツールのひとつであると評し、アントネッリも経験を積むことで習得できるだろうと示唆した。次戦、ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)は7月17日から19日にかけて開催される予定である。