テスラは、ギガ・テキサスでロボタクシー「サイバーキャブ」の生産量を拡大しており、すでに出荷エリアには100台以上が並んでいる。この2人乗り車両は完全な無人自動運転を前提に設計されているため、ステアリングホイールやペダルは搭載されていない。ステアリングホイールのないモデルの生産は2月に開始され、4月には継続的な製造が行われていることが確認された。
同社は生産制限を回避するため、連邦安全基準に基づきサイバーキャブの自己認証を行っている。イーロン・マスク氏は、現在の製造ペースの引き上げについて、年末に向けて加速するS字曲線の初期段階にあると説明した。
工場の稼働状況とは裏腹に、ロボタクシーのサービスは依然として限定的だ。テスラはオースティンで約50台を運用しているが、無人で走行しているのは14台程度にとどまる。ダラス、ヒューストン、マイアミでも同様に、特定の地域内に限定した小規模な運用が行われている。
マスク氏は2026年第1四半期の決算説明会において、安全性の検証が最大の制約事項であると述べた。FSDソフトウェアの刷新版は2026年後半から2027年前半のリリースが目標とされており、同サービスによる本格的な収益貢献が見込まれるのは2027年以降となる見通しだ。