デザイナーのイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)が、自身のブランド「ERL」において、2027年春のプレタポルテコレクションで初となるウィメンズウェアを発表した。このコレクションは、マーサズ・ヴィニヤードを舞台にした架空の物語から着想を得ている。
リネッツは、引っ越してしまった従姉妹たちを思いがけず訪ね、新しい家族と週末を過ごすという物語を軸に本コレクションを構築した。デザインには、マドラスチェック、アーガイルセーター、色あせたポロシャツといったプレッピースタイルの要素と、鮮やかな色彩やシアーな素材が融合されている。ウィメンズアイテムには、半透明のナイティ、シフォンのスリップドレス、ビキニの上に重ねるビーチカバーアップなどが含まれる。多くのアイテムにアップサイクル素材や軽やかで風通しの良い生地が使用されており、リネッツはこれらのシルエットを「シンプルでありながら示唆に富むもの」と表現した。また、母親役を想定したテーラード要素のあるルックや、クロップド丈のチェックシャツ、ポンポンのシュラグ、波柄のジャケットといった遊び心のあるアイテムも展開された。発表はパリで行われた。リネッツは、ロサンゼルスで制作を行うにあたり、服そのもの以上にキャラクターやストーリー展開を重視したと語った。