個人開発者のZoroarts氏は、自身のゲーム『Paddle Paddle Paddle』がSteamの2時間以内の返金ポリシーにより5万5000件の返金を受けたことを明らかにした。同タイトルは初年度に27万本を売り上げたが、多くのプレイヤーが2時間以内にクリアして返金対象となった。
本名Mateo Covic氏であるZoroarts氏は、昨年この三人称視点のボート漕ぎアドベンチャーをリリースした。23歳の開発者である同氏は約3時間半のプレイ時間を想定していたが、スピードランナーや一部のプレイヤーは2時間未満でクリアしてしまった。
Steamでは、購入から14日以内でプレイ時間が2時間未満のゲームに対して返金を認めている。Covic氏は7月5日にXへ投稿し、90%の好意的なレビューを獲得しながらも21%の返金率に達している現状について、このポリシーの適用方法は適切ではないと指摘した。
Covic氏は、不具合があるゲームや誤解を招くようなゲームに対する現在の返金システム全体については支持を表明している。また、短編ゲームへの対策として、ストアページに想定プレイ時間を表示することを提案した。
同ゲームの総収益は約82万6000ドルに達したが、手数料や税金を差し引いた後の返金による損失は約15万8000ドルとなっている。