農業機械メーカーのジョンディア(John Deere)は、顧客による集団訴訟を解決するため、9900万ドルを支払うことに合意した。この訴訟は、同社がトラクターやその他の機器の修理ツールへのアクセスを制限し、修理市場で独占的な地位を築いていたとして起こされていた。発表は月曜日に行われた。
ジョンディアは月曜日、顧客から提起された集団訴訟を解決するため、9900万ドルを支払うと発表した。原告側は、同社が農業機械の診断ツールや修理サービスへの第三者のアクセスを妨害していたと非難していた。原告らは、この慣行により農家は認定ディーラーのみに頼らざるを得なくなり、実質的にジョンディアが修理を独占していたと主張している。今回の和解は、所有者が自身の製品を修理したり、第三者のサービスを利用したりできるようにすることを目的とした「修理する権利(right-to-repair)」の取り組みに対し、同社が長年示してきた反対姿勢に対処するものとなる。消費者団体は今回の支払いを歓迎しつつも、問題が完全に解決されたわけではないと主張している。この和解合意には、この種の訴訟では一般的なことではあるが、不正行為を認める文言は含まれていない。本件は、機器のメンテナンス費用や農家の独立性をめぐり、農業分野で続いている緊張関係を浮き彫りにしている。