埼玉西武ライオンズがMLBフリーエージェントのためにポスティングした日本人投手の高橋光成は、メジャー契約を避け日本プロ野球(NPB)への復帰を選ぶ可能性がある。チームメイトの今井達也がヒューストン・アストロズに入団した一方、高橋の交渉期間は間もなく終了し、確認されたオファーは1件のみ。西武への復帰は来年の無制限フリーエージェントにより有利な立場を築けるだろう。
高橋光成と今井達也は、2018年から2025年まで埼玉西武ライオンズのチームメイトで、今冬、ポスティングシステムを通じてMLBフリーエージェント市場に入った。今井はヒューストン・アストロズと契約したが、高橋は異なる道をたどっており、交渉期間は日曜日の午後5時(ET)に終了する。関係者によると、28歳の右腕には少なくとも1件のメジャーリーグオファーがあるものの、今オフに日本を離れる気にさせるほどではない可能性がある。
代わりに、高橋は西武と複数年契約を結び、2026年に無制限フリーエージェントとなるオプトアウト条項を盛り込む選択肢がある。これによりポスティングプロセスを回避できる。このシナリオは、著名なMLB球団からのラストミニッツのオファーがなければ現実味を帯びる。その場合、2026年のNPBでの好成績が彼の市場価値を大幅に向上させるだろう。
2月3日に29歳の誕生日を迎える高橋は、2022年から2023年にかけライオンズで330 2/3イニングを投げ、2.20のERAと1.13のWHIPを記録し優秀な成績を残した。2024年は81 1/3イニングで0勝11敗、3.87ERA、1.45WHIPと振るわなかったが、2025年は148イニングで3.04ERAと復調した。
奪三振数よりも制球力を武器とする高橋は、昨季の与四球率が6.7%だった一方、三振数は88で率14.3%に留まった。11年間のNPB通算で三振率が20%を超えたことはなく、昨年のMLB平均22.2%と比べると、このプロフィールはメジャーでの即戦力としての魅力を制限するかもしれない。