サカイは、Soul II Soulの音楽と新たなコラボレーションを融合させたランウェイショーで、2027年春夏メンズコレクションを発表した。デザイナーの阿部千登勢はメンズウェアに焦点を当てつつ、2027年リゾートコレクションからのウィメンズルックも数点披露した。
ショーでは、1980年代に活躍したグループSoul II Soulの「Keep On Movin’」や「Back to Life」といった楽曲を、シュトラウスの「美しく青きドナウ」とリミックスした音楽が流れた。阿部は、Jazzie Bとその息子のMahlon Romeoとコラボレーションを行い、同グループのロンドンでのセッション時のアーカイブ画像をプリントした衣服を発表した。
阿部はブルックス ブラザーズと協力し、レイヤー、スリット、ラペルを加えてアップデートしたネイビーのブレザーを製作した。また、ビルケンシュトックとのパートナーシップでは、アリゾナのストラップとボストンのクロッグを組み合わせたハイブリッドなフットウェアを展開し、一部にはタトゥーアーティストのDr. Wooによるモチーフがあしらわれた。
コレクションには、ストライプのシルク、タッセル、コサージュスタイルを取り入れたデコンストラクト(脱構築的)なネクタイが含まれていた。パンツには大きなアウトポケットが施され、オーバーシャツやジャンパー、トレンチコートには消防士のクラスプが用いられた。
ショーのバックステージで阿部は、メンズに焦点を当てた形式をとることで、デザインの反復をより包括的に見せることができたと語った。彼女は、従来のルールを取り払い、本質的な言語で新しいものを創造することが目標だったと述べた。