ヴォーカルフライ(声の軋み)は主に若い女性に見られる話し方の特徴であるという一般的な通説に対し、新たな研究が異論を唱えている。音響分析と聴取テストの結果、この軋んだ声質は男性により多く見られ、年齢とともに増加することが明らかになった。
マギル大学のジーン・ブラウン氏が主導した本研究は、カナダの成人49人の音声をオンラインで収集して行われた。研究チームは基本周波数の不規則性や息漏れといった音響指標を測定し、男性話者においてヴォーカルフライの割合が高いことを明らかにした。また、この軋みは年齢とともに着実に増加しており、ヴォーカルフライが若さや女性らしさと結びつくというステレオタイプを覆す結果となった。