マーク・ワーナー上院議員は、ABCの番組「This Week」に出演した際、バージニア州の投票者識別規則について事実と異なる説明を行い、番組ホストのジョナサン・カール氏から、州が投票に写真付き身分証明書を義務付けているかどうかについて生放送中に訂正を求められた。
バージニア州選出の民主党、マーク・ワーナー上院議員が、ABCの「This Week」に出演した際、バージニア州では投票に写真付き身分証明書が必要であるかのような誤った発言を行い、番組内で訂正を受ける場面があった。
番組の中で、ホストのジョナサン・カール氏は、投票所での身分証明書の提示を求める世論調査結果を引用し、投票者IDの要件についてワーナー議員を追及した。ワーナー議員は「バージニア州には投票者IDと写真付きIDがあり…」と答えたが、自身もバージニア州で投票しているというカール氏が、バージニア州では写真付きIDは義務付けられていないと即座に訂正した。
バージニア州の規則では、投票者は有効な身分証明書のいずれかを提示するか、あるいは有効なIDを持っていない場合には身元を証明する「ID確認書」に署名することで、通常の投票用紙を受け取ることができる。IDの提示も確認書への署名もしない投票者は、暫定投票用紙を使用して投票しなければならない。
今回の議論は、連邦選挙での有権者登録時に米国市民権の文書による証明を義務付ける「SAVE法(H.R. 22)」をめぐる議論の中で行われた。
ワーナー議員は、市民権の証明を義務付けることは、結婚による改姓などを行った有権者を含む適格な投票者にとって障壁となる可能性があると主張した。SAVE法の支持者は、同案には改姓した申請者への対応策が含まれており、法案本文には標準的な市民権証明書類を提出できない申請者に対して州が利用できる「代替プロセス」が記載されていると述べている。
またワーナー議員は、共和党主導の州の中には、銃の免許証は投票者IDとして認める一方で、学生証は認めない州があると指摘した。どのIDが認められるかという方針は州によって大きく異なっており、全国的な立法調査グループは、学生証が州の投票者ID法において繰り返し議論の的となっており、一部の州では使用範囲が拡大されている一方、他の州では制限されていると指摘している。