テスラは、自動運転車両「Cybercab」の公式緊急時対応マニュアルを公開しました。このガイドでは、車両の特殊な構造設計、拘束システム、および緊急救助隊向けの400ボルト電源システムへの安全対策が詳しく説明されています。
このマニュアルでは、キャビンを囲む強固なセーフティセルについて説明されており、Aピラー、Bピラー、およびドアのインナーリングには超高張力鋼が採用されています。ルーフには高張力鋼が使用され、キャビンの床面は400ボルトのリチウムイオンバッテリーパックの上部ケースを兼ねています。
緊急救助隊に対し、バッテリーの破損を防ぐため、床面に下向きの圧力をかけたり、穴あけ工具を使用したりしないよう警告しています。また、車両にはフロント、ニー、カーテン、およびシートマウント式のサイドエアバッグを備えた包括的な補助拘束システムが搭載されているほか、火薬式プリテンショナーと赤外線ウェビングを備えたシートベルトも装備されています。
時速15~32マイルの速度域で歩行者との衝突を検知すると作動するアクティブフードシステムにより、歩行者の傷害軽減を図ります。エアバッグが展開すると高電圧電源は自動的に遮断される仕組みですが、手動でシステムを遮断するためのカットループも2箇所用意されています。
メインのカットループは助手席側のフロントフード下にあり、セカンダリループはキャビン内の助手席側Bピラー後方に配置されています。充電ポートはトランク下のリアバンパーに位置しています。