ロチェスター大学の研究チームは、海水から有害な液体状の濃縮廃水を生じさせることなく、真水を作り出す太陽光利用システムを開発した。この技術は、レーザーで表面加工したパネルを用いて水を蒸発させ、塩分を固体として回収する。
このシステムは、フェムト秒レーザーで処理された黒色の金属パネルを使用しており、日光を吸収して海水を活性表面全体に行き渡らせる。水が蒸発する際、コーヒーリング効果を利用して塩分を受動的な領域へと誘導することで、稼働中の目詰まりを防ぐ。太平洋、大西洋、インド洋の海水サンプルを用いた試験により、継続的な真水の抽出と自己洗浄機能が確認された。