南カリフォルニア大学の科学者らは、アルツハイマー病に伴う有害な脳炎症を抑制する可能性のある実験的化合物を発見した。この研究は、酵素cPLA2と、アルツハイマー病のリスクが高いとされるAPOE4遺伝子保有者に焦点を当てている。
南カリフォルニア大学の研究者らは、脳内の炎症に関与する酵素であるcPLA2を選択的に阻害する化合物を特定した。この研究結果は、2026年に学術誌「npj Drug Discovery」に掲載された。研究チームは、cPLA2の活性化がAPOE4遺伝子保有者のアルツハイマー病リスク増大に関連していることを明らかにした。ただし、この酵素は正常な脳機能の維持にも関与している。