AircallはPiper AIを買収し、同社の顧客コミュニケーションプラットフォームに収益インテリジェンス機能と営業ワークフローの自動化機能を追加した。これにより、Aircallのツールは営業チーム向けのフォローアップ業務や案件管理の領域まで拡張されることになる。
Aircallは、同社の既存の通話、テキスト、メッセージング機能と、Piper AIが持つ複数のチャネルにわたるやり取りを記録する機能を統合するため、今回の買収を完了させた。記録対象にはビデオ会議、メール、WhatsApp、フィールド活動などが含まれ、これらはCRMの更新、案件のスコアリング、自動ワークフローに整理される。Piper AIは、MEDDIC、BANT、SPICEDといった営業認定フレームワークをサポートしている。スペインを拠点とするPiper AIのチームは、本取引の一環としてAircallに加わる。Aircallのプラットフォームは、100カ国以上で2万3000社を超える企業に利用されている。Piperの顧客からは、導入初月でCRMへのデータ入力時間を50%以上削減し、予測精度を50%向上させたとの報告が寄せられている。今回の買収により、Aircallはコミュニケーションとパイプラインデータを直接結びつけることで、収益インテリジェンス市場での競争力を強化する狙いだ。