RokuとTCLが欠陥のあるソフトウェアアップデートをリリースし、テレビを使用不能にしたとして、集団訴訟が提起された。原告のテリ・エルス氏は、自身のTCL製Roku TVがアップデート後に動作しなくなり、両社が問題の修正を怠ったと主張している。Rokuはこの主張を根拠のないものとして退けている。
テリ・エルス氏は、RokuとTCLのソフトウェアアップデートによってRoku OSの機能を損なう反復的な不具合が生じたとして、米国カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に集団訴訟を提起した。対象となっているのは、Roku Selectシリーズ、Roku Plusシリーズ、およびTCLの3、4、5、6シリーズの各モデルである。訴状は、両社がアップデートの適切なテストやバグへの対応を怠り、テレビをいわゆる「文鎮化(使用不能)」させたとしている。原告団には、2024年12月16日以降に製造されたこれらのRoku TV製品を購入した米国の購入者が含まれる予定である。エルス氏は2018年に大手小売店からTCL製Roku TVを購入した。数年後、テレビは白い光が点滅した後に画面が真っ暗になり、映像が映らなくなった。2023年1月には完全に動作しなくなり、TCLはソフトウェアの不具合であることを理由に保証対象外と判断した。代わりに入手したテレビも1年以内に故障し、音声は出るものの画面は真っ暗なままとなった。Rokuの広報担当者はCNETに対し、「我々はこれらの主張には根拠がないと考えている」と述べた。TCLの担当者は、コメントの要請に対して即座には応じていない。訴状では、同社のFAQ、Rokuコミュニティフォーラム、Reddit、X(旧Twitter)の投稿を引用し、同様の問題が広範囲で発生しており、トラブルシューティングも機能していない現状を指摘している。