実験的なmRNAワクチンが、げっ歯類を用いた試験において3種類のエボラウイルス株に対する有効性を示した。このワクチンはザイール、スーダン、およびブンディブギョの各ウイルスを標的としている。研究チームは、アフリカで現在発生しているブンディブギョウイルスの流行を受けてこのワクチンを開発した。
武漢ウイルス研究所の姚艶峰氏らは、脂質ナノ粒子の中に各ウイルスの糖タンパク質のmRNA配列と共通の核タンパク質を組み合わせることでこのワクチンを作成した。試験において、ワクチン接種を受けたマウスはザイールウイルスとスーダンウイルスに対して完全な保護を、ブンディブギョウイルスに対しては強力な保護を得た。ハムスターもまた、スーダンウイルスの曝露から完全に保護された。