元F1世界チャンピオンのジェンソン・バトンが、2026年シーズンに先駆けてアストンマーティンのチームアンバサダーとなる複数年契約を締結した。ウィリアムズでの同様の役割から移籍し、チームのホンダとの新工場パートナーシップに惹かれた。バトンはシルバーストーンを拠点とするチームのメディア、パートナー、商業活動を支援する。
2009年のF1世界チャンピオン、ジェンソン・バトンは、ウィリアムズでのアンバサダー役からアストンマーチンへ同様の役割で移籍した。2000年にウィリアムズでF1デビューした46歳のイギリス人は、2021年から2025年まで同チームでアンバサダー、アドバイザー、ヘリテージドライバーのポジションを務めた。シルバーストーンを拠点とするチーム(旧ジョーダンおよびフォース・インディア)でレースをしたことはないものの、この移籍は2026年からホンダの工場チームへ進化するアストンマーチンと一致する。バトンのホンダとの長い歴史はキャリアの大部分を形作った。ホンダエンジンで142のグランプリに出走し、アイルトン・セナの96を上回る最多記録で、BAR(後のホンダ)やマクラーレンなどのチームで活躍した。初F1勝利は2006年ハンガリーGPでホンダがコンストラクターとして、以降2018年には同日本メーカーのスーパーGTタイトルを獲得した。新役割では、アストンマーチンのメディア、パートナー、商業活動を支援し、チームが述べる「信頼性、グローバルな認知度、ストーリーテリング、視点、情熱」をもたらす。2015-2016年の元マクラーレンチームメイト、2回優勝のフェルナンド・アロンソと再会する。「チームとスポーツの歴史的な変革期にアストンマーチンに加わるのは本当にワクワクする」とバトンは語った。「ホンダとの新工場パートナーシップが大きな魅力で、長年の経験をアンバサダーとして活かすのが楽しみだ。2026年シーズンは魅力的で、こんな野心的なチームの一員になるのは絶好の機会。メルボルンが待ちきれない!」アストンマーチン商業部門マネージングディレクターのジェファーソン・スラックは、バトンを歓迎し、「ワールドチャンピオンシップの実績、ホンダとの深い経験、世界中のファンやパートナーとのつながりの優れた能力」を称賛した。バトンは2025年WECでキャデラック・チーム・ジョタ後にプロレーシングを引退し、年齢的な耐久レースの要求を理由に挙げた。「耐久レースをするなら、常に全力で臨まなければならない」と2025年9月に説明した。