元レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーが沈黙を破り、2025年の退任後「未完の仕事」を理由にF1復帰を望むと語った。ダブリンで開催されたEuropean Motor Showで、52歳は勝利チームのパートナーとしてのみ復帰すると強調。2026年シーズンに向け、アルプスや他チームとの憶測が飛び交う。
21年にわたりレッドブル・レーシングを8つのドライバーズタイトルと6つのコンストラクターズタイトルに導いたクリスチャン・ホーナーは、2025年7月に不適切行為の疑惑で解任されたが、本人は否定し内部調査で潔白が証明された。9月の正式退任時には約1億ドルの退職金を受け取り、ミルトン・キーンズ拠点のチームの変革期が幕を閉じた。 2026年1月31日、ダブリンのEuropean Motor Showで、退任後初の公の場で語ったホーナー。「F1で未完の仕事があると感じている。望んだ形で終わらなかった」と語った。功績を振り返り、「素晴らしいキャリアだった。多くのレースとタイトルを獲得し、優れたドライバー、エンジニア、パートナーと働いた」と。 ホーナーはスポーツのアドレナリンと仲間意識を懐かしむ。「スポーツが、人々、築き上げたチームが恋しい」と認めたが、復帰には慎重。「何でもいいから戻るつもりはない。勝てるものだけだ」と。経済的に安定し、「戻る必要はない。今すぐキャリアを終えられる」と。 勝利志向の環境でパートナー役を望む。「雇われ人ではなく、パートナーとして」と。移籍禁止で春まで動けず、2026年シーズンは3月8日スタート。全てのチームと噂されるが、アルプスはOtro Capital経由の24%株式取得交渉を認め、チーム代表兼オーナー候補とされる。 アストンマーチンやフェラーリとのつながりも続き、ホーナーは曖昧に。メルセデスのトト・ウォルフとのライバル関係にも触れ、「彼を非常に尊敬しているが、皆が友好的だとスポーツは退屈だ。ライバルが必要」と。 ホーナーは2022年に開始したプロジェクトの成果として、バルセロナでのレッドブル・パワートレインズ初エンジン走行を誇った。現在は家族時間と講演を楽しんでおり、急いで決断しない。