ルイス・ハミルトンが、バルセロナ・カタルーニャ・グランプリでフェラーリ移籍後初勝利を飾った。7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは2番グリッドからスタートし、3ストップ戦略を駆使してジョージ・ラッセルに19秒差をつけてフィニッシュした。
フロントロウからスタートしたハミルトンは、暑く過酷なコンディションのトラックで圧倒的なパフォーマンスを見せた。フェルナンド・アロンソのリタイアによって導入されたバーチャルセーフティカーのタイミングをうまく利用し、大差でレースを制した。メルセデスのチャンピオンシップリーダーであるキミ・アントネッリは、残り5周というところでエンジン故障のためリタイア。これによりチームメイトのラッセルが2位に繰り上がり、ランド・ノリスが3位で表彰台に上がった。フェラーリの会長ジョン・エルカンは、感情を込めた声明でこの結果を称賛。「ルイス、フェラーリでの素晴らしい初勝利、おめでとう。チーム全員とすべてのファンにとって、非常に重要で感動的な瞬間だ」と述べた。ハミルトンはチェッカーフラッグを受けた後、無線でチームにこう伝えた。「Grazie a tutti, Maranello. 本当にありがとう。この夢を叶えてくれて感謝している」。この勝利はハミルトンにとってキャリア通算106勝目となり、ドライバーズチャンピオンシップで首位のアントネッリとのポイント差を41に縮めた。