コインプッシャー・ローグライクゲーム「Raccoin」が、Steamでの発売から24時間以内に10万本以上の売り上げを記録した。Doraccoonが開発し、Playstackがパブリッシングを手掛けた本作は、アーケードのコインプッシャーにローグライク要素とアップグレードシステムを融合させたゲームだ。現時点で524件のレビューに基づき、「非常に好評」という評価を得ている。
「Raccoin」は、古典的なアーケードのコインプッシャーマシンのメカニズムを再現している。プレイヤーはコインを動く台の上に弾き、他のコインを穴へ押し落としてポイントを獲得する。ゲームの進行に合わせて、爆発を起こしたり、小さな竜巻を発生させたり、ブラックホールを作ったり、レーザーを発射したり、コインの木を成長させたりといった特殊なコインやアップグレードを購入できる。コインが連続して入るとコンボが成立し、さらなる強化のためのチケットが大量に払い出される。Playstackは本作を、ギャンブル的なシミュレーションとローグライク、そしてデッキ構築の要素を組み合わせた「ノンストップのドーパミンラッシュ」と評している。DoraccoonはSNSで販売記録達成を発表し、Steamでのリリース直後の好調なスタートを強調した。プレイヤーの評価は分かれている。高評価レビューの一つは、海辺のゲームセンターの雰囲気をうまく捉えている点を賞賛しており、「海辺の街のゲームセンターにある2ペンスコインゲームが大好きな自分にとって、このゲームはその欲求を見事に満たしてくれる」と述べている。一方で、過剰なコインの木など、強力なシナジーによってゲームがクラッシュするといった報告や、RNG(乱数)への過度な依存、バランスの乱れに対する批判もある。また、アップグレードによってプレイヤーが操作しなくても進行が進む場面があり、スロットマシンを見ているようだと比較されることもある。現時点ではPlaystackからコンソール版についての発表はないが、この初期の成功が将来的な移植を後押しする可能性がある。