考古学調査により、約15万年前に西アフリカの深い熱帯雨林に初期人類が居住していた証拠が発見された。この発見は、同大陸における居住時期の推定を従来の2倍以上に塗り替えるものであり、初期人類の適応能力に関する長年の通説を覆すものとなる。
研究チームは、現在のコートジボワールにあるベテI遺跡において、熱帯雨林の地中深くから石器や環境データを発掘した。複数の年代測定法を用いた結果、人類の居住時期は約15万年前と特定された。また、花粉サンプルや植物の残骸の分析から、当時この地域は開けた草原ではなく、湿潤な森林環境であったことが確認された。