KraftonとUnknown Worldsの間で続く法廷闘争の新たな展開として、Subnautica 2のSteam早期アクセス版が5月14日に配信されることとなった。解雇問題や2億5000万ドルのボーナスをめぐる争いの中、裁判所命令によりスタジオの主導権が回復した。開発陣はコンテンツの拡充を強調する一方、プレイヤーからのフィードバックの遅れに懸念を示している。
Subnautica 2の早期アクセス版が5月14日にSteamで配信される。これは、Unknown Worldsが配信に関する決定権を取り戻すべきだとする裁判所の命令を受けたものだ。この決定は、3月に高等法院が下した、前CEOのTed Gill氏を復職させ、不当な解雇と支配権の奪取に対処するよう命じた判決に基づくものである。
4月30日に行われたPolygonおよびEurogamerのインタビューで、開発陣はKraftonが裁判での敗訴後に配信日を漏洩させた疑いや、プロジェクトリーダーの解雇(現在は復職の見込み)、さらにSteamページからKraftonの名前が一時的に削除された経緯などを詳細に語った。スタジオの責任者であるAnthony Gallegos氏とScott MacDonald氏は、Kraftonとの共同パブリッシングは継続していると明言し、Steamページでの不具合については過小評価した。Gallegos氏は「私たちはKraftonと共同で本作をパブリッシングしています」と述べ、MacDonald氏も「Kraftonは今も配信に向けて私たちを強く支援してくれています」と付け加えた。
Gallegos氏は、当初2025年後半を見込んでいた配信を前倒し(※注:文脈上は遅延と解釈されるが原文に準拠)できたことで「より多くのコンテンツ」を盛り込めたとし、同スタジオにとって「最も充実した早期アクセス版になる」と語った。しかし、これにより重要なコミュニティからのフィードバックが遅れる結果となった。本作は最大4人での協力プレイに対応し、クリーチャーのAIやインベントリシステムを再構築することで、前作の緊張感を維持している。内部テストでは協力プレイが恐怖感を増幅させることが確認されたという。MacDonald氏によれば、KraftonがAIに注力しているにもかかわらず、本作には生成AIは一切使用されておらず、「すべて伝統的な手法で人間が制作したもの」であるという。今回の発表に合わせて、新しいシネマティックトレーラーも公開された。