ドイツの大規模な双子研究から、教育、キャリア、所得を決定する要因として、家庭環境よりも遺伝子の影響が大きいとする新たな研究結果が発表された。23歳から27歳までの参加者を追跡したこの調査は、IQと遺伝の強い結びつきを浮き彫りにしている。専門家は、育ちが遺伝的特性をどの程度克服できるかというこれまでの前提に疑問を投げかける結果だと指摘している。
研究チームは、ドイツの「TwinLife」プロジェクトを通じて約880組の双子を追跡し、すべての遺伝子を共有する一卵性双生児と、約半分を共有する二卵性双生児を比較した。23歳時に実施されたIQテストは、4年後の社会経済的地位を強力に予測する結果となり、IQの変動の約75%、およびIQと社会的地位の相関関係の69%から98%が遺伝によるものと推定された。