ウィリアムズは、元メルセデスのF1エンジニアであるダン・ミルナー氏をビークルテクノロジー担当チーフエンジニアとして採用し、車両開発プログラムを率いると発表した。ミルナー氏はメルセデスで14年間勤務し、直近では研究開発担当のチーフエンジニアを務めていた。1月からのガーデニング休暇を経て、ウィリアムズに加わることになる。
ダン・ミルナー氏が、今年初めにメルセデスを退社し、ウィリアムズのシニアリーダーシップチームに加わった。ブラックリーを拠点とするメルセデス在籍中の14年間、同氏は研究開発担当のチーフエンジニアとして、パワーユニットとシャシーの統合を指揮した。また、トランスミッション設計部門の責任者やパワートレイン担当のリードエンジニアを務めたほか、メルセデス傘下に入る前のブラウンGPやホンダ時代にも同チームに在籍した経験を持つ。さらに、アメリカズカップに出場するイネオス・ブリタニアでシニアデザインの役職も務めた。今後は、テクニカルディレクターのマット・ハーマン氏と最高技術責任者(CTO)のパット・フライ氏の直属となる。ミルナー氏は今回の移籍について、「ウィリアムズにビークルテクノロジー担当のチーフエンジニアとして加わることを非常に嬉しく思います。ブラックリーで20年間を過ごした後、今は新たな挑戦をするのに最適なタイミングだと感じています。ウィリアムズには前進するための明確で野心的な計画があり、私の経験と知識を活かしてその歩みを加速させることを楽しみにしています。チームに会い、組織を理解し、アイデアをトラック上でのパフォーマンスに変える仕事に取り組むのが待ちきれません」と意欲を語った。ハーマン氏は今回の人事を「ダンは幅広い経験と明確なリーダーシップをもたらしてくれます。彼は研究開発やパワートレイン分野で主要なプログラムを率い、アイデアをパフォーマンスに変えてきました。また、チームを団結させて成果を出す方法を熟知しています。ダンは当社のビークルテクノロジー計画の中心的な役割を担い、イノベーションをトラック上での継続的なパフォーマンス向上へと変換してくれるでしょう。ウィリアムズを再びグリッドの最前線に戻すという計画を進める中で、彼を迎え入れることができ大変嬉しく思います」と高く評価した。