ニコ・ヒュルケンベルグは、バルセロナ・グランプリの28周目に、リアム・ローソンのマシンが跳ね上げたグラベルが原因でアウディのマシンにメカニカルトラブルが発生し、リタイアを余儀なくされた。このアクシデントにより、2026年シーズン初のポイント獲得のチャンスは潰えた。
ヒュルケンベルグは9位をかけてローソンを追い抜こうとしていたが、ターン12でレーシング・ブルズのローソンがコース外のグラベルにタイヤを落とした。その際に飛散した破片がアウディのマシンに直撃し、ミラーとノーズコーンが損傷。直後に緊急停止システムが作動し、マシンはパワーを失った。
38歳のドイツ人ドライバーであるヒュルケンベルグは、自身のキャリアで前例のないトラブルだと語った。「正直なところ、こんなことは聞いたことも見たこともない」とヒュルケンベルグは述べた。「非常に不運だ。タイミングも奇妙すぎる」
最終的に8位でレースを終えたローソンは、レース後に知らされるまで自分の走行が相手のリタイアにつながったとは知らなかったという。「本当に?信じられない。あまりに不運だよ」と彼はコメントした。
今回の結果により、アウディが今シーズン獲得したポイントはメルボルンでのガブリエル・ボルトレトによる9位入賞分のみとなっている。なお、このレースでは終盤にキミ・アントネッリがエンジントラブル、シャルル・ルクレールがパワーステアリングの故障によりそれぞれリタイアしている。