科学者チームが、サウスダコタ州で発見されたエドモントサウルスの化石から、当時のコラーゲンの痕跡を特定した。2025年に発表されたこの発見は、化石化の過程ですべての生物学的物質が失われるという従来の通説を覆すものとなる。
リバプール大学の研究チームは、ヘルクリーク層から発掘されたエドモントサウルスの仙骨(重さ22キログラム)を調査した。質量分析やタンパク質シーケンシングなどの実験技術を用いた結果、骨組織の主要なタンパク質であるコラーゲンの残存物が検出された。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らも、コラーゲンに関連するアミノ酸であるヒドロキシプロリンの存在を確認した。これにより、これらの分子が現代の汚染によるものではなく、恐竜そのものに由来するものであるという説が裏付けられた。