スパ・フランコルシャンで開催されたF1ベルギーGPにおいて、8周目にオスカー・ピアストリと接触したシャルル・ルクレールに対し、おとがめはなかった。スチュワードは、フェラーリのドライバーが故意にマクラーレンをコース外へ押し出したわけではないと判断した。ピアストリはレース後、黒白旗による警告が妥当だったとの考えを示した。
このインシデントは、8周目にレ・コームへの進入で両者が3番手を争っていた際に発生した。ピアストリはケメル・ストレートでアウト側からの追い抜きを試みたが、スチュワードはピアストリの並走が不十分であり、オーバーテイクを完了させる余地はなかったと判断した。この接触によりピアストリはフロアにダメージを負い、レース後半までペースが上がらなかった。
スチュワードは映像証拠を精査し、ルクレールはレーシングラインを維持しており、ピアストリをコース外へ押し出したわけではないと結論付けた。これ以上の処分は科されなかったが、ピアストリはこの決定に疑問を呈した。
「私は白線上にいたが、締め出された」とピアストリは語った。「必ずしもペナルティが必要だったとは言わないが、せめて黒白旗や何らかの警告はあってもよかったと思う」
ルクレールはキミ・アントネッリに次ぐ2位でフィニッシュした一方、ピアストリはマシンのダメージによりパフォーマンスが制限され、5位でレースを終えた。