米保険会社Lemonadeは、TeslaのFull Self-Driving (Supervised)ソフトウェアを使用した走行マイルに対し、保険料を50%引き下げる新商品を導入した。同社はFSDが人間のドライバーより安全であることを示すデータを持ち出し、大手引受会社のTesla安全主張に対する初の外部検証となる。このペイパー・マイルポリシーはTeslaのAPIと連携して使用を追跡する。
Lemonadeは2026年1月24日に「Autonomous Car」保険オプションを発表し、Teslaオーナー向けに特化して設計した。このポリシーはペイパー・マイル方式で動作し、人間運転マイルに対してはドライバーのリスクプロファイルに基づく標準料金を課す。しかし、FSD (Supervised)でカバーされたマイルは50%割引を受け、TeslaのFleet APIとの統合により可能となる。このAPIはリアルタイムテレメトリを提供し、人間制御とFSD制御を秒単位で区別し、Tesla自身の保険システムと同様である。割引はLemonadeの保険数学データ分析に基づき、FSD監督下での衝突が人間運転より少ないことを示す。「360度視野を持ち、眠らず、ミリ秒で反応する車は人間と比較できない」と、Lemonade共同創業者兼社長のShai Wininger氏は述べた。Wininger氏はまた、FSDの改善に伴いさらに価格を引き下げる計画で、Teslaの進歩とインセンティブを一致させるとした。利用開始は2026年1月26日のアリゾナからで、2月26日にオレゴンを追う。TeslaオーナーはLemonadeアプリまたは専用ウェブページから申し込み可能。他州(カリフォルニア、コロラド、イリノイ、インディアナ、オハイオ、テネシー、テキサス、ワシントン)への拡大を計画。Tesla自身の10-15% FSDボーナスを上回る割引を超え、この動きは自動運転安全性の市場検証を提供する。批評家は長年FSDの主張を疑問視してきたが、Lemonadeの価格調整は監督付き自動マイルが統計的により安全で保険コストが低いという独立した証拠となる。