テスラの株価は金曜日、自動運転の進展とロボタクシー市場での可能性に対する投資家の熱狂に後押しされ、2.1%上昇して445.01ドルで引けた。アナリストらは、Full Self-Drivingの今後のアップグレードと中国での12月の強い販売を主要な推進力として強調した。しかし、納車減少と競争への懸念が、決算を前に見通しを和らげている。
テスラ・インク(NASDAQ:TSLA)の株価は金曜日の取引セッションで2.1%上昇し、高値449.05ドルを記録し、前日終値435.80ドルから445.01ドルで引けた。取引量は約6700万株で、平均日次取引量7100万株から6%減少した。この上昇は、テスラのAIと自律走行イニシアチブ、特にロボタクシー分野での成長に向けたポジショニングに対する新たな楽観を反映している。新街リサーチ(New Street Research)は、世界のロボタクシー市場が転換点を迎えつつあり、2026年に商用運用が拡大すると指摘した。同社はテスラがこの変化から利益を得るのに適した位置にあると見ている。ポジティブな触媒には、Full Self-Driving(FSD)の「推論」アップグレードの早期展開が含まれ、自律走行のテーゼを強化する。イーロン・マスクのNVIDIAハードウェアの大規模購入に関する説明は、テスラを伝統的な自動車製造を超えたAIプレイとして再定義し、ロボタクシーとAIの可能性に対する信頼を高めた。また、テスラは中国での12月納車が13.2%増加し、過去最高の月となり、最大市場での広範な懸念を相殺した。これらの上昇を相殺するのは、第4四半期納車減少の見込み、自律走行分野でのNVIDIAなどの競合激化、最近のアナリスト格下げなどのリスクだ。ウォール街はTSLAに「ホールド」のコンセンサス評価を維持し、平均目標株価408.54ドル、時価総額約1.48兆ドル、株価収益率296.7である。1月2日の取締役ジェームズ・R・マードック氏による6万株(2670万ドル)の売却を含む最近のインサイダー売却がボラティリティを高めている。テスラの前回決算(10月23日)は1株当たり利益0.50ドルで予想0.48ドルを上回り、売上281億ドルが予想249.8億ドルを上回った。アナリストは通年EPSを2.56ドルと予測している。1月末の決算を前に、オプション取引の高まりが決算後の大きな変動を予想しており、テスラの評価プレミアムをめぐる議論が続いていることを示している。