テキサスA&M大学の研究チームは、わずか2回の投与で脳の老化を抑制する効果が期待できる鼻腔スプレーを開発しました。この治療法は、モデル実験において炎症を軽減し、数か月にわたって記憶機能を回復させる効果が確認されました。研究成果は「Journal of Extracellular Vesicles」誌に掲載されています。
この実験的治療法は、マイクロRNAを封入した細胞外小胞を鼻腔スプレーで投与するものです。この手法は「神経炎症性老化」として知られる脳内の慢性炎症を標的とし、細胞内のミトコンドリア機能を回復させます。研究チームはアショク・シェッティ博士が率い、マドゥ・リーラヴァティ・ナラヤナ博士およびマヒダル・コダリ博士が参加しました。本研究は米国国立老化研究所からの支援を受けており、すでに米国特許を出願済みです。