三重県尾鷲市でシカ肉カレーが登場 若いハンター育成を願う

三重県尾鷲市で、駆除されたシカの肉を使ったレトルトカレーが開発された。55歳の猟師、ヤマザキ・ユウシ氏が主導し、シカ被害の軽減と高齢化する猟友会の活性化を目指している。

三重県尾鷲市では、シカによる農作物被害が深刻で、年間約60万円の損失が生じている。市内のシカ数は4000~5000頭と推定され、猟友会が毎年約400頭を駆除している。しかし、会員数は30年前の100人超から現在約30人に減少し、多くが70代の高齢者だ。

ヤマザキ・ユウシ氏(55)は、保険代理店を営む傍ら、5年前に狩猟免許を取得した。初めて山に入った際、撃たれたシカが数十メートル逃げ続ける姿を見て、「野生動物の生存本能を感じた」と語る。駆除後のシカ肉は一部を会員が食べるが、40キログラムの死体を急峻な山から運ぶのは高齢者にとって負担が大きい。尾鷲市内には屠畜場施設がなく、廃棄されるケースもあった。

「命を無駄にせず活用したい」と考えたヤマザキ氏は、空き家を購入・改装し、2022年にジビエ専門店「尾鷲ジビエ」を開設。肉の臭みを消すため、丁寧に血抜きと臭み部分の除去を行い、無臭のジビエを提供する。地元住民の抵抗感を解消するため、レトルトカレー「シカ肉ゴロゴロジビエカレー」を開発。硬いすね肉を圧力鍋で柔らかく煮込み、肉片をルーに混ぜ、全体の4分の1をシカ肉で構成した。昨年11月頃に発売を開始し、200グラム入りで1500円。土産物店などで販売中だ。

ヤマザキ氏は月1~2回狩猟を行い、仲間から肉を購入。年間50~60頭を処理し、骨はペットフードに、皮以外は活用する。狩猟費用を考慮し、「肉の販売で報酬を得られれば、若者が狩猟を始めやすくなる」と期待する。高齢化対策として、このカレーが若い世代の参加を促すきっかけになることを願っている。

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