アストンマーティンは、先日のモナコとバルセロナのレースウィークエンドで大きな課題に直面し、両レースとも2台のマシンがグリッド後方からのスタートとなり、結果も低調に終わった。
アストンマーティンのトラックサイド・チーフを務めるマイク・クラックは、同チームのAMR26が異なるタイプのサーキットで弱点を露呈したと述べた。バルセロナでのレース後、彼は「ここのコース特性はモナコとは全く異なる。しかし、どちらのサーキットでも遅れをとっているという事実は、我々がすべての領域で改善に取り組まなければならないことを示している」と語った。
モナコでは、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールの両ドライバーが予選で最後尾に沈み、キャデラックの後塵を拝した。アロンソはリタイアの発生やセルジオ・ペレスへのレース後のペナルティもあり、1ポイントを獲得するにとどまった。バルセロナではさらに厳しい展開となり、両車は再び後方に沈み、フェラーリ製パワーユニットを搭載するキャデラックに対して1秒以上の差をつけられた。アロンソは自身が乗るマシンをグリッド上で「最悪のマシン」「最悪のエンジン」と評した。両車とも信頼性の問題によりレースをリタイアしている。
クラックは、単一の解決策が存在するわけではないと指摘した。「すべてが問題だ」と彼は述べた。チームは抜本的なアップグレードを急ぐことはせず、7月中旬のスパ・フランコルシャンでの大型アップデートを待つ方針だ。クラックは「全員が重苦しい気持ちでいる」と付け加えた。「ガレージに入ればそれが感じられるし、ドライバーたちの様子からも特にそれが伝わってくる」
これは、ローレンス・ストロール体制下で2021年にF1へ復帰して以来、アストンマーティンにとって最悪のシーズンスタートとなった。