緊急対応の現場でWaymoの自動運転車が通行を妨げているとして、消防、警察、救急救命士などの関係者が連邦規制当局に不満を訴えた。現場では、自律走行車が突然停止したり立ち往生したりする問題への対応に追われるケースが報告されており、ある当局者は、技術の導入が拙速すぎると指摘している。
先月行われた非公開の会合で、救急サービスの責任者らは連邦規制当局に対し、Waymoの無人運転車が都市部の道路で障害となっていると伝えた。消防隊員や警察官は、緊急時に車両が停止したり立ち往生したりするため、現場への到着が遅れ、救助隊員の安全や被害者の救命活動が脅かされていると証言している。ある消防当局者はこれを「我々救助隊と被害者の双方にとっての安全上の問題」と表現した。また、ある警察当局者は「技術が十分に準備できていない段階で、数百台もの車両が都市部に急激に導入された」と懸念を示した。これらの証言は、WIREDが入手した音声記録から明らかになった。救急隊員らは、ロボタクシーの車両数拡大に伴い、人口密集地での活動が困難になっている現状への不満を強めている。こうした苦情は、自動運転車の導入をめぐる安全性への懸念が依然として解消されていないことを浮き彫りにした。