看護師のテスラ動画が自動運転の安全性議論を巻き起こす

登録看護師が夜勤後にフルセルフドライビングモードでテスラを運転しながら眠っているように見えるTikTok動画を共有し、リスク行動を助長したとして広く批判された。コメント投稿者は技術への完全依存の危険性と違法性を指摘したが、看護師は目を開けていたと説明。事件はテスラのFull Self-Drivingシステムの安全対策への懸念を浮き彫りにする。

TikTokで@vanessalimとして知られる登録看護師のVanessa Limは、夜勤後の単独帰宅中にテスラの電気自動車の運転席にぐったりと寄りかかっている様子を映した動画を投稿した。動画には「夜勤の後どうやって家に帰るんだ、自走テスラに神に感謝」というテキストオーバーレイがあり、外をビルや車が通り過ぎているのが見える。右手は録画しているかのように伸ばされ、左手は首に回され、ハンドルには手が触れていない。最初は目が閉じているように見えるが、よく見るとまぶたがぱちぱち動いており、コメントで「まばたきが見えないの?」と指摘された。

動画はすぐに視聴者から無責任だと非難の的となった。一人は「人の命を弄ぶな」と、致命的な結果の可能性を強調。もう一人は「ベイビー、ダメ。これは違法で危険。自走車は完全に信頼できない。自分を守って。私は夜勤も経験あるから大変さわかるよ」と警告。Limは「Full self-drivingモードでテスラを運転するのはどうして違法?」と疑問を呈した。三人目のコメントは「笑、完全に寝てると思い込んでる…録画しながらね」とで、Limは「この動画では目開いてるよ」と返した。

テスラのFull Self-Driving (Supervised)システムは、ドライバーが常に注意を払いいつでも制御を引き継ぐ準備を要求すると同社は述べている。Tesla Motors Clubなどのフォーラムでの議論では、居眠り防止を目的としたアップデートがあったものの、オンライン動画からそれらが常に有効でないことがわかる。2025年5月のソフトウェアアップデートでは、ドライバーが集中していても過剰アラートへの不満から車内目線追跡を減らした。テスラCEOのElon Muskは、この技術を使えば安全に運転中にテキスト送信が可能になると主張。眠気ドライバー向けプロンプトとして「FSD (Supervised)を有効にするには下に引け。車線逸脱検知。FSDで支援して集中を保て」などのポップアップも報告されている。InsideEVsはLimとテスラに追加コメントを求めた。

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