フロリダ州のロン・デサンティス知事は、テスラ車の事故に関する従来のメディアの報道姿勢を偏向していると非難した。同知事は、ドライバーの過失が原因であってもテスラというブランドを強調する見出しの選択に疑義を呈している。
デサンティス知事は2026年7月17日、X(旧Twitter)への投稿でこの見解を示した。知事は、他社の車が関与する同様の事故では一般的な表現を用いるのに対し、なぜテスラが絡む事故の記事では一貫してメーカー名を取り上げるのかと疑問を呈した。知事は例として、2026年6月19日にテキサス州ケイティで発生した死亡事故を挙げた。マイケル・バトラーが運転するテスラ・モデル3が高速で住宅に突っ込み、マーサ・アビラが死亡したこの事故について、当初の報道はテスラというブランドに焦点を当て、自動運転システムの関与を推測していた。しかし、テスラが提出した車両データにより、バトラーがシステムを強制解除し、時速73マイルまでアクセルを踏み込んでいたことが判明した。米国家運輸安全委員会(NTSB)もこの結果を裏付けており、バトラーは過失致死罪に問われている。デサンティス知事は、ドライバーの行動に言及しながらも依然としてテスラという名称を強調したワシントン・ポスト紙の見出しを指摘し、メディア各社が他社の車両に対しても同様のブランド重視の報道姿勢をとっているのかと問いかけた。