イーロン・マスクはダボス世界経済フォーラムで、テスラのFull Self-Drivingシステムの中国承認が間近であるとの楽観を表明した。しかし、中国政府筋がこれを否定し、迅速な承認の主張は不正確だと述べた。テスラは主要市場でドライバー支援機能を拡大し続け、地元競争が激しい中で進める。
ダボス世界経済フォーラムで、テスラCEOのイーロン・マスクは、中国が同社のFull Self-Driving(FSD)システムを近日中に承認するとの期待を再確認した。承認は来月にも可能だと示唆し、前年に言及したスケジュールを繰り返した。マスクはまた、テスラがまず欧州で監督付きFSDの承認を目指し、中国が同等のスケジュールで続く意向を述べた。 この楽観的な見通しは中国の公式ルートから抵抗を受けている。中国国営のChina Dailyによると、政府筋の話として、近日承認を示唆する話は「事実ではない」とした。同筋は代替スケジュールや規制審査プロセスの詳細を提供しなかった。 現在、テスラは中国で基本的なドライバー支援システムを提供しており、米国版FSDの完全な機能に及ばない。最近の前進として、2025年2月25日、同社は中国で米国FSDに一部対応する先進運転支援システム(ADAS)機能を導入した。注目すべきは、テスラがこれをFSDと銘打たず、いくつかの主要機能が利用できない点だ。 テスラは第2の最大市場である中国での先進機能の広範な展開を主張し続けている。同社は国内企業がライバル自動運転技術を急速に開発する激しい競争環境で事業を展開している。規制のハードルが残り、テスラの野望の完全承認を遅らせている。