Bungieは、エクストラクションシューター「Marathon」のシーズン半ばのアップデートで、プレイヤー間の協力を促進することを目的とした「Mercy Kit」を導入しました。しかし、一部のプレイヤーはこの蘇生アイテムを悪質な嫌がらせ(トロール)に利用しており、偽の蘇生を持ちかけてから即座に射殺するといった行為が報告されています。
Tau Ceti IVを舞台にしたBungieの過酷なSFマルチプレイヤーゲーム「Marathon」に、今週、シーズン半ばのアップデートで「Mercy Kit」が追加されました。このアイテムは、ダウンした相手を蘇生させることができ、近接チャットを通じた休戦や、協力して脱出することで得られるボーナス報酬などを目的として導入されました。また、非スクワッドメンバーと共に脱出することで獲得できる「CyberAcme」の称賛システムも追加され、脱出地点でのチームワークと派閥ランクの上昇を促進しています。
Xユーザーのmarathonaire氏は、このアイテムを使った嫌がらせの実例を投稿しました。ショットガンでダウンさせた相手(Rook)に対し、謝罪の言葉をかけて「Mercy Kit」と紫色の武器を差し出し、和平の意志があるように見せかけて相手が武器を拾った瞬間に再び射殺するという内容です。同氏は4月16日の動画クリップとともに「自分はひどい奴だ」と投稿しました。また、別のプレイヤーがクリエイティブ・ディレクターのJulia Nardin氏に「Mercy Kitの主な用途は再キルすることになっている」と報告したところ、同氏は「カルマが彼らを裁くだろう」と回答しています。プレイヤー間では、このアイテムは「最も悪質な嫌がらせを誘発する」追加要素だという声も上がっています。
一方で、こうした悪質な行為の一方で、緊迫した協力関係が生まれる場面も見られます。脱出地点では、プレイヤー同士が友好的なエモートや屈伸(ティーバッグ)で平和の合意を示すこともありますが、一方で隠れていたプレイヤーによる待ち伏せなどの裏切りも依然として存在します。この緊張感のバランスが、ソロでの遭遇をより危険なものにし、成功した時の協力プレイの価値を高めつつ、欺瞞的なプレイも許容する余地を残しています。
今回のアップデートにより、脱出地点で発砲する前に躊躇する場面は増えましたが、それらを無視して攻撃を続けるプレイヤーも多く、Marathon特有の過酷なゲーム環境は維持されています。