ルイス・ハミルトンは、レース前に行ったフロントウィングの調整が原因のアンダーステアに苦しみ、イギリスGPを3位で終えた。優勝はフェラーリのシャルル・ルクレールが飾った。なお、先に行われたスプリントではメルセデスのキミ・アントネッリが勝利した。
ハミルトンは金曜日のスプリントレースでポールポジションを獲得したが、日曜日の決勝ではマシンのバランスに問題を抱えた。オーバーステアを解消するためにレース前にフロントウィングのダウンフォースを減らしたことが、序盤のスティントにおける深刻なアンダーステアを招いた。
「フロントのグリップが全く効かなかった」とハミルトンは語った。「フロントウィングのダウンフォースを減らしすぎた。これについては私とエンジニアリングチームに責任がある」
一方、フロントのダウンフォースを増やしたルクレールは、序盤からハミルトンに対して10秒のリードを築いた。ハミルトンはスティント中盤にデファレンシャルの調整を行ったものの、その差を完全に詰め切ることはできなかった。
ピレリのモータースポーツ責任者ダリオ・マラフスキ氏は、アンダーステアはフロントタイヤに負荷をかけ、摩耗を早めると指摘した。結局、ハミルトンはルクレールに続く3位でレースを終えた。