米連邦最高裁は火曜日、出生地主義による市民権付与を制限しようとしたドナルド・トランプ大統領の大統領令を差し止める判決を下した。5対4の決定では、合衆国憲法修正第14条が米国内で生まれた子供の市民権を保障していると判断された。ジョン・ロバーツ最高裁長官が多数意見書を執筆した。
この判決は「トランプ対バーバラ」事件において下された。同事件は、不法滞在者や一時滞在者の子供に対して市民権の付与を否定しようとした、2025年1月のトランプ氏の大統領令をめぐるものである。ロバーツ長官は、憲法修正案の条文とその歴史的背景から、米国内で生まれたほぼすべての子供に市民権が及ぶと記した。エイミー・コニー・バレット判事およびリベラル派の判事3名がこの意見に同意した。ブレット・カバノー判事は、法的な根拠に基づき結論には同意したものの、憲法上の判断には反対した。クラレンス・トーマス、サミュエル・アリート、ニール・ゴーサッチの各判事は全面的に反対した。トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」で反応を示し、出生地主義による市民権を廃止する法案を可決するよう議会に促した。また、同氏は今回の結果について、中国の習近平国家主席に祝辞を送った。