オープンワールドシューター「MindsEye」の開発元であるBuild a Rocket Boyが、全従業員約250人のうち約170人を解雇したことが情報筋への取材で明らかになった。同社にとって過去1年で3度目の大規模な人員削減となり、残る従業員は約80人となる。今回の削減は、過去2度の人員整理や2026年3月のフランススタジオ閉鎖に続くものであり、最近実施された「Blacklist」アップデートに対する不評の中で行われた。
ここ1週間で、Build a Rocket BoyはMindsEyeチームに対する大幅な人員削減を実施した。事態に詳しい情報筋がKotakuに語ったところによると、約170のポジションが削減され、従業員数は約80人にまで減少した。LinkedIn上では、テクニカルレベルデザイナーのJames Tyler氏、オーディオデザイナーのTom Cross氏、QAアナリストのGary Iain Gough氏、レベルデザイナーのLeah Philpot氏らが退職を報告している。ソーシャルメディアチームのメンバーもMindsEyeのDiscordで情報を共有しており、デジタルマーケティングマネージャーのGeorge Jons-Clothier氏は5月5日の投稿で、この週が最終週であることを明かし、「心からの喜びであり、誠に光栄でした」とコメントした。
同スタジオは公式な声明を発表しておらず、問い合わせにも応じていない。今回の動きは、一連の削減の一環である。共同CEOのMark Gerhard氏は3月、「組織的なスパイ行為と企業への妨害工作」を主張し、これが3度目の人員削減につながったと発表した。同スタジオはこの問題を刑事告訴の可能性がある調査と結びつけている(過去の報道を参照)。Gerhard氏は最近のLinkedIn投稿でも、妨害工作に関する懸念を改めて強調した。
この人員削減は、MindsEyeの「Blacklist」アップデートに対する反発と時期が重なっている。同アップデートは、2025年夏にリリースされ、評価が低くエンゲージメントも伸び悩んでいる同作と、計画中のプラットフォーム「Everywhere」を立て直すための取り組みの一環だった。かつてMindsEyeの配信を担当したIO InteractiveのCEO、Hakan Abrak氏は今週、「彼らは非常に懸命に努力していたが、自分たちが期待したようにはならず、また我々が望んだ結果にもならなかった」と述べた。