元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、今週末に控えるマイアミGPが、最近導入されたレギュレーション変更の影響を十分に反映するとは限らないと警告した。同氏は、サーキットのレイアウトが、安全上の懸念から導入された変更の効果を明確にするには適していないと主張している。クルサードは、これらの変更がレースの質の向上に寄与するのは、複数のイベントを経た後になるだろうと予測している。
元レッドブルのドライバーであるデビッド・クルサードは、ポッドキャスト番組「Up To Speed」に出演した際、F1の新たなレギュレーション変更について見解を語った。今回の変更は、日本GPとマイアミGPの間の5週間のインターバル期間中に行われたFIA、フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)、各チーム間の協議を経て決定されたものだ。議論では、鈴鹿でのオリバー・ベアマンのクラッシュを受けて提起されたエネルギー管理や安全上の問題が検討され、改善策が合意に至った。クルサードは、マイアミのサーキットが低中速コーナーを中心とした構成であり、今回の調整の効果を浮き彫りにするような高速セクションに欠けていると指摘した。同氏は「マイアミのコース特性上、今回の変更の結果を必ずしも確認できるわけではない」と語り、ファンにはその影響を正当に評価するために、数戦を見守るべきだと提言した。それにもかかわらず、クルサードは肯定的な見方を変えておらず、オーバーテイクに見せかけた人工的なパワーの急上昇は減るだろうと予測している。その代わりに、かつてのDRS使用時のように、スリップストリームを狙うドライバーの純粋なスキルがより発揮されるようになると期待を寄せた。「よりドライバーがマシンをポジショニングさせることが重要になるだろう」と彼は説明した。マイアミGPは、ハード・ロック・スタジアムにて5月1日から3日の日程で開催される予定である。