F1ウィリアムズのチーム代表ジェームズ・ボウルズ氏は、日本GPの鈴鹿でアレクサンダー・アルボンが終盤に行った5回連続のピットストップは、フロントウィングの調整を確認するための実戦的なテストセッションであったと説明した。ポイント獲得が難しい状況の中、チームはトラック上のパフォーマンスと風洞実験やCFDシミュレーションのデータを照合するための情報を収集した。これらの実験は、重量超過に苦しむマシン「FW47」が抱える継続的な課題に対処するためのものだった。
ウィリアムズは2026年シーズン、バルセロナでのプライベートテストを見送り、20kg以上の重量超過が見込まれる状態でオーストラリアGPに挑むなど、困難な開幕を迎えている。これが開発の遅れを招き、以前から抱えるフロントエンドのグリップ不足を悪化させていた。鈴鹿で入賞の可能性がなくなったことを受け、チームはアルボンの終盤のラップを空力テストの機会に充てた。ボウルズ代表は「レースの最後の数周で、アレックスを何度もピットイン・アウトさせたのは何のためか?我々はポイント圏内にいないことはわかっていたが、同時に学びを最大化させる必要があった」と語った。