オーストラリア人ドライバーのジャック・ドーハンが、TGR Haas F1 Teamに2026年F1シーズンのリザーブドライバーとして加入し、アルピーヌ離脱後の新たなスタートを切る。23歳は平川亮と業務を分担し、トヨタGAZOO Racingとのパートナーシップ拡大の中でチームの層を厚くする。この役割により、ドーハンはF1パドックに留まり、グリッド復帰の可能性を狙う。
MotoGPチャンピオン5回のミック・ドーハンの息子であるジャック・ドーハンが、2026年FIAフォーミュラ1世界選手権のためのTGR Haas F1 Teamのリザーブドライバー契約を獲得した。発表は2026年2月3日で、1月中旬にアルピーヌと双方合意の退団後に行われた。クイーンズランド出身のドーハンは、2024年アブダビGPでデビューし、2025年はオーストラリアGPからマイアミまでの最初の6戦に出走した。ポイント獲得はなく、最好成績は2025年3月23日中国GPの13位で、エミリア・ロマーニャGP前にフランコ・コラピントに交代した。ドーハンの日本スーパーフォーミュラフルタイム参戦計画は、2025年12月鈴鹿でのトヨタ支援のKondo Racingテストでデグナー2コーナーで3回クラッシュした後、崩壊。資金負担とエンジニアリングの意見対立で交渉決裂し、Kondoは宇佐原憂憂とルーク・ブラウニングを起用した。ドーハンは新役割に意欲を示した:「TGR Haas F1 Teamに加入できることを大変嬉しく思います。F1キャリアを続けるのに理想的な場所です。チームに成長の機会と2026年の大きな挑戦を共に乗り越えるチャンスを与えてくれて感謝します。チームと協力し、成功のシーズンを築くのを楽しみにしています。」チーム代表の小松安雄はドーハンの経験を称賛:「個人的に非常に興奮しています。ジャックのレース実績の強さと、もちろんF1リザーブドライバーとしての経験を考えると。チームの仕組みを学びながら常に鋭くレース準備を整えるのは、どんなドライバーにとっても挑戦、特にこのレベルで再びレースしたくてたまらないドライバーにとって。私もジャックを知るのが楽しみで、彼をチームに迎え入れ、その貢献を活かすのを楽しみにしています。」ドーハンは2025年4月からハースのリザーブで、トヨタのFIA世界耐久選手権に出る31歳の平川亮に合流。ハースのフルタイムラインナップはエステバン・オコンとオリバー・ベアマンで、両者とも2026年後に契約満了の可能性。チームは2月11-13日と18-20日にバーレーンでプレシーズンテストへ、3月6-8日のオーストラリアGP開幕に備える。この契約は、フェラーリとトヨタGAZOO Racingとの提携を通じたドライバー育成へのハースのコミットメントを示し、ドーハンにテストとシミュレーター業務でレース準備の機会を提供する。