マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、ハンガリーGP中にオスカー・ピアストリが抱いた不満を理解しているとしつつも、オーストラリア人ドライバーである彼を先にピットインさせたチームの判断を支持した。ピアストリは周回遅れの車両との接触後にチームメイトのランド・ノリスにリードを奪われ、その後ギアボックスの故障によりリタイアした。ノリスはマクラーレンにとって2026年シーズン初となる勝利を収めた。
ステラは、34周目にルイス・ハミルトンからのアンダーカットを警戒する必要があったと説明した。当時先頭を走っていたピアストリを先にピットインさせることで、フェラーリに対してポジションを守る戦略をとったという。
ピアストリはオープニングラップでノリスを追い抜き、早々にトップに立っていた。彼はカルロス・サインツに抑え込まれたことで無線で強い不満を露わにし、その影響で2回目のピットストップ後にノリスが先行する形となった。ピアストリは後に、戦略自体は正しかったと認め、当時の発言は感情が高ぶった結果だったと語っている。
ステラによれば、ピアストリはレース直後に自身の発言を釈明しており、チーム内でも順位入れ替えなどの選択肢は検討されていたという。ノリスは先頭走行中に信頼性を考慮したマネジメントが行われていたため、マクラーレンが勝利を確実にするために順位を変更する必要はなかったとしている。