新しい研究により、意識的な努力やその効果への期待がなくても、呼吸を遅くすることで不安のような行動が軽減されることが示されました。研究チームはマウスを使用し、その効果がプラセボではなく生理学的な変化に由来することを証明しました。この研究成果は、今月初旬にロサンゼルスで開催されたサミットで発表されました。
UCLAの神経科学者であるジャック・フェルドマン氏は、5月3日にロサンゼルスで開催されたエンボディド・マインズ・サミット(Embodied Minds Summit)でこの研究を発表しました。彼のチームは、呼吸リズムを制御する脳幹領域である「プレ・ベッツィンガー複合体(pre-Bötzinger Complex)」のニューロンを光遺伝学的手法で標的とし、マウスがよりゆっくりと呼吸するように訓練しました。4週間後、マウスは遅い呼吸を維持し、未訓練のマウスと比較してストレスのかかる試験において恐怖心を示す割合が低下しました。