FIA(国際自動車連盟)は、2027年F1技術規定を改訂し、フェラーリが今シーズン導入した設計と同様のエキゾーストウィングを禁止した。
F1の統括団体は、マカオで開催された世界モータースポーツ評議会での承認を経て、この変更を正式に決定した。改訂された規定には、フェラーリが2026年規定の抜け穴を利用して開発した空力デバイスの使用を制限する排除ゾーンが盛り込まれている。
フェラーリは、バーレーンで行われたプレシーズンテストで初めてこのエキゾーストウィングを投入した。この設計は、排気ガスをテールパイプ上の小さなウィングレットへと導くことで、追加のダウンフォースを発生させるものだ。その後、メルセデスを含むライバルチームも、マイアミグランプリからテールパイプに小型のステーを採用した。
FIAは金曜日に改訂規定を公表した。第C2.3.7条により、今後はテールパイプ以外のあらゆる車両パーツが、定義された円柱状のスペース内に配置されることが禁止される。また、フロアボディステー、サイドポッドのボディワーク、サスペンション設計、ダンパーの挙動についても追加の制限が課される。
オーストリアグランプリの金曜フリー走行1回目では、ルイス・ハミルトンがエキゾーストウィングを装着したフェラーリSF-26のテスト走行を行った。ルーキーのディノ・ベガノビッチも同デバイスを短時間使用したが、その後取り外された。