2026年1月の世界的な電気自動車(EV)販売は前年比3%減少し、2025年にBYDがテスラを抜いて世界トップのEV販売メーカーとなった後の減速が続いている。テスラは中国、米国、欧州などの主要市場で政策変更、競争激化、評判問題により大幅減を強いられ、中国での販売は2022年末以来最低を記録した。
電気自動車(EV)市場は2026年1月に世界的な低迷を見せ、Benchmark Intelligenceのデータによると販売が前年比3%減少した。これは2025年通年販売でBYDがテスラを上回った後のことで、政策転換による業界全体の課題を示唆している。 北米のEV販売は33%急落し、わずか9万台の販売にとどまった。米国では2025年9月の連邦税額控除7,500ドルの廃止が寄与;テスラの2025年第4四半期販売は前年比15%減(Cox Automotive)、1月は前年比2%減。 中国、世界最大の自動車市場(2024年販売のEVが約50%)では、政府が主要税制優遇を終了し、買替補助を削減。テスラは2万台未満を販売—2022年末以来最低(China Passenger Car Association)—Model Y(2021年)以来新モデルなし。地元ライバルが急伸:XiaomiのYU7がテスラModel Yを2倍以上上回る。2025年リーダーのBYDは1月30%減を報告。 欧州はまちまち:全体EV販売は前年比約25%増だが、テスラは大幅減—フランス42%、ノルウェー82%、英国半減(BYDが4倍超)。要因にCEOイーロン・マスクの政治的立場への反発、ドイツAfD支持など。 米競合Ford、GM、StellantisはEV事業に500億ドル超の損失計上、ガソリン/ハイブリッドへシフト。マスクはテスラの車以外への転換を再確認:Model X/S廃止しOptimusロボットと自動運転車へ、次世代Roadster含む。「我々は文字通り何をするか言っている」と投資家に語った。