マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両ドライバーは、2027年型マシンへの早期切り替えを行わず、2026年シーズンのF1世界選手権での戦いを継続すると明言した。コンストラクターズ王者のマクラーレンは、新たな技術規定導入の中で、現時点で3番目の速さを維持している。ノリスは、現在のシーズンを早々に諦めることが好結果につながることはほとんどないと主張している。
F1の規定変更に伴う新たなルール導入を受け、マクラーレンは2026年シーズンの序盤に苦戦を強いられている。ノリスはオーストラリアGPと日本GPで5位に入ったものの、中国GPでは電子機器のトラブルにより欠場を余儀なくされた。鈴鹿ではピアストリが一時レースをリードしたものの最終的に2位となり、メルセデスとの予選タイム差はメルボルンの0.862秒から0.354秒へと縮まった。現在、メルセデスが優位に立ち、フェラーリがその後を追う展開となっている。ノリスはチームに対し、タイトル獲得に向けて全力を尽くすべきだと語った。「シーズン開幕当初は望んでいた位置にはいなかったが、それでもチャンピオンシップのためにハードに戦い続けたい。諦めて来年に焦点を当てるという選択肢はない。そのようなアプローチが本当に効果的だとは思えない」と彼は述べた。さらに同選手は、開幕3戦終了時点でランキング5位だった2023年に最終的に総合4位まで浮上したことや、苦しいスタートから6勝を挙げコンストラクターズタイトルを獲得した2024年の実績を挙げている。他チームの開発選択の結果は分かれている。アルピーヌは5月に2025年型マシンの開発を停止して現在5位まで順位を上げた一方、レッドブルはドライバーズタイトル獲得に固執し、6位まで後退した。ピアストリはチームの巻き返しに自信を見せ、「鈴鹿での好走を見れば分かる通り、今シーズン中に再び優勝争いに加われると確信している」と語った。